卒業後の使い道

幼稚園卒業後の制服の使い道について

幼稚園の卒業に伴い、まずはその制服姿ともお別れです。入園式の写真をみると、真新しい制服はぶかぶかのサイズで、まるで服に着られてるような姿です。でも、保護者にとってはその姿は、何にもまして愛おしいものだったに違いありません。卒業のときは、身体も大きく成長して、ピッタリどころか、小さくなってきつめに見える子供もいるかもしれません。身体の成長だけではなく、毎日いろいろなことを学び乗り越えながら頑張って通園し、心も共に健やかに成長した子供たちの卒業の日、最後の制服姿は保護者にとって誇らしいものとなることは、間違いありません。

卒業すると、幼稚園の制服は不要になります。次の小学校では、やはりそこで決められたものがありますし、私服の場合もあります。弟や妹がいて、おさがりに使う以外は、使い道がないのが現状です。記念に大切にとっておく、というのも良いかもしれません。初めての社会生活、集団生活を学んだ幼稚園は、送迎はもちろんのこと、保育参観や運動会、学芸会などで小さな子供の成長に常に向き合い、親として子供に密接にかかわり、心を寄せる時期だったはずですから、思い出深いものであるから記念に残しておきたいという気持ちでおられても、決しておかしくないからです。

しかし、残しておかなくてもよい、という場合は、最後に洗って綺麗にしておき、だれかに譲ってあげる、ということも有意義なことです。制服は決して安いものではありません。指定の業者に採寸してもらって購入することが多いのですが、昨今の衣類の一般的な市場価格から比べれば、かなり高価なものといえます。ですから、最初の一セットは購入するとしても、洗い替えやサイズ替えに必要なものは、どなたか卒園児から譲ってもらいたいと思っている新入園児の保護者はたくさんおられるのです。おそらく、自分も幼稚園入園のとき、もしくは通園してる最中にそのような気持ちになったことがあるはずですから、譲ることも考慮すれば人の役にたちます。

譲ってあげてもいいと思っていても、実際はそのことばかりを話題にして聞き回るようなこともありません。タイミングがあってそういう話になることもあれば、譲ってほしいと言われることがない場合もあります。そんなとき、もし面倒でなければ、地域の情報誌のそういう『譲ります』というコーナーに掲載してあげるのもよいでしょう。ネットのなかにも、地域の情報コミュニティサイトはありますし、中には幼稚園の保護者の会などで取り扱っている場合もあります。そうして、卒業の記念として、その制服をつかって、わが子より小さな後輩園児たちのお役に立つことも素敵なことです。